
キリンホールディングスが開発した減塩サポート機器「エレキソルト」
“おいしい食事のある人生を、すべての人に。“
社会課題を解決し、食のよろこびを届ける、健幸な食生活へのサポートツール「エレキソルト」
キリンが明治大学の宮下芳明研究室と共同で開発した「エレキソルト」は、
電気の力で塩味やうまみを増幅してくれる新しいテクノロジーをもつスプーン型デバイスです。
20歳以上の日本人が1日当たりに摂取する食塩量は10.1g(※1)と、WHO(世界保健機関)が掲げる食塩摂取推奨量5.0g(※2)と
比較しても非常に多いことがわかっており、塩分の取り過ぎが高血圧や慢性腎臓病につながる重要な栄養課題とされています。
飲料や医薬品の事業を軸にお客さまの楽しい食卓に寄り添ってきたキリンは、食を通じた健幸の実現をサポートするため
現在、食領域と医領域をつなぐヘルスサイエンス領域に力を入れ、社会課題解決に取り組んでいます。
これまで減塩といえば、とにかく“薄味”というイメージ。減塩の重要性を理解しながらも、減塩食の味の物足りなさから
しっかりした味付けの食事や、好きなものを食べることを諦めたくないという方はたくさんいます。
キリンの「エレキソルト」開発者も厳しい減塩生活を実践した結果、食欲が落ち食べることが楽しくなくなった体験がありました。
こうした減塩の課題を解決するため、明治大学で長年研究されてきた“電気味覚”の技術を活用し、微弱な電流で食品中の味成分の動きを
コントロールして、減塩食の味わいを増強(※3)する技術を、明治大学とキリンで共同開発しました。
そして、開発した技術を搭載した食器型デバイス「エレキソルト スプーン」を開発しました。
※1:厚生労働省 令和元年 国民健康・栄養調査
※2:WHO 2012, Guideline: sodium intake for adults and children.
※3:体感には個人差があります。また、料理によっても感じ方が異なる場合があります。塩味だけでなく、うま味も増強されることをアンケート評価試験で確認済み。
エレキソルトと減塩レシピで家族の日常に取り入れやすい減塩を
2024年6月29日(土)に開催された発売記念イベント「エレキソルトでおいしく減塩レシピ体験会」では
エレキソルト スプーンの仕組みや使い方のレクチャーと、減塩レシピの料理デモ、そしてエレキソルト スプーンを使った試食が行われました。
<エレキソルトに合う減塩料理、調理のポイント>
- うま味・・・素材やだしのうま味を活用。
- 油 分・・・油分がある方がおすすめ。
- とろみ・・・舌の上に料理が滞留する時間が長いほうが効果的。
<エレキソルト スプーンを使う際のポイント>
- 持ち手の電極パネルにしっかり手が触れるように持つ
- スプーンの先端の電極に食品が触れるようにすくう
- 使用時に電流が流れていることを示すボタンの白色点灯を確認する
- 0.5秒ほどかけてゆっくりと味わう
参加者のみなさんは、じっくりと味の変化を体感し、テーブルを囲んだ参加者同士でエレキソルト スプーンを使った感想や
普段の減塩ライフについての情報交換なども盛んに行われていました。
「エレキソルトでおいしく減塩レシピ体験会」を終えて
~参加者からのコメント~
参加者Aさん
「減塩に取り組み始める前はうま味調味料を使って料理をしてきましたが、エレキソルトを使うようになり
丁寧に煮込んでだしをとる減塩レシピに挑戦していました。
今日の先生のデモを見て、そのアプローチに間違いないことがわかって嬉しかったです。
今後はフォーク型のエレキソルトや、外食の際にも使える持ち運びできるセットなどがあると、楽しみが増えると思います」
参加者Bさん
「普段は味の濃いものを食べることが多く、どうやって減塩に取り組んでいけばいいかわかりませんでした。
エレキソルト スプーンを使ってみたら、口に入れたときのうま味の広がり方がすごかったです。
だしや素材のおいしさをこんなに感じられるんだと驚きました。単純に塩を減らすだけでなく
だしや香味野菜を使うという減塩料理のコツを知ることができたので、家でも挑戦してみたいです」
※体験者の方からいただいたコメントの中から、嬉しい声を抜粋して掲載しています。
※体感には個人差があります。また、料理によっても感じ方が異なる場合があります。
詳しくはこちらをご確認ください↓
エレキソルト公式サイト:エレキソルト公式サイト|キリン (kirin.co.jp)
エレキソルト公式オンラインストア:エレキソルト公式オンラインストア (kirin.co.jp)
※エレキソルトの今後の販売について、公式オンラインストアにてご案内しています。