大学では高齢者福祉ゼミに所属して老後生活を研究しました。生活環境や身体状況に合った福祉用具で快適な生活をサポートしたいと感じて入社を決めました。トーカイの福祉用具レンタルはSDGsの基準を満たし、環境に貢献できている点にもやりがいを感じました。
福祉用具のレンタルや販売、住宅改修を行うシルバー事業本部の中で、私が所属するDX課はAIやIoT、ビッグデータなどのデジタル技術を用いて業務効率化や新たなビジネスモデルの創出をサポートしています。現在進めている「電子署名アプリ」は利用者様が契約手続きを行う際の負担を軽減するとともに、事務処理や書類保存等を自動化し業務効率化を図ることができます。

仕事で最初に苦労したのは電話応対でした。固定電話を使う機会が少なく、ビジネス電話応対のスキルも身についていませんでした。受けた電話の内容を正確に伝えることができず、迷惑をかけてしまった時は落ち込みましたが、原因を一つひとつ確認して改善の工夫を重ねました。
始業前には拠点一覧表と業務課の担当表を復習し、研修時にいただいたマニュアルを参考に頭の中を整理しました。先輩や上司の電話応対も観察し、わからないことがあれば素直に聞きました。繰り返し練習することで徐々に慣れていきました。

同じ事業部でも職種によって業務が異なります。電子署名アプリの展開に力に入れているDX課では、今年に入って複数回の社内説明会を催しています。
シルバー事業本部フロアにいる外国人社員は私ひとりなのですが、聞き慣れない用語が多いことと、業務の詳細な流れを掴み切れていないことから、説明会の内容を完璧に理解することが難しく、拠点の方からの質問に回答できずに悔しい思いをしました。今後は現場の方々の質問を解決できるようになりたいです。
また、さまざまな業務を通して経験を積み、将来的にはシルバー事業本部の全体像を把握して多彩な仕事を任される人材になりたいです。