医療現場の仕事に興味があったのでチャレンジしました。これまで経験してきた仕事がすべて人と接する接客業だったので、医療現場でも何か役に立つことがあればいいなと思いました。
現在は岐阜県総合医療センターに勤務し、看護助手業務をメインに行なっています。病棟に入り、退院や転棟後の部屋掃除をしたり、ゴミ集めなどの環境整備や患者さんの部屋移動などを担当しています。それ以外にも病院内での書類や検体を搬送するメッセンジャー業務やシーツ交換を実施するベッドメイク業務も行い、シフト作成も私の仕事です。

医療現場は、人の命を預かる場所です。ある時、手搬送が義務付けられていた物品を搬送機で送った方が早いと判断し、看護師長からお叱りを受けたことがありました。大事には至りませんでしたが、その後は自分で勝手に判断せず、わからないことは必ず聞いてから行動するようになりました。
また、フォロー要員として未経験もしくはあまり携わったことがない病棟で業務を行うことがあります。そこではいつも（従来の担当者にはかなわない）と感じます。
いつもの方じゃないと信用がないと感じるシーンもありますが、フォローに入ったからにはとにかく全力で仕事をします。その結果、お休みしていた担当者から「助かりました」と声をかけてもらえると「頑張ってよかった！」と励みになります。

「いつも明るく元気よく！」を常日頃から心がけています。病院内でのお仕事なのでTPOをわきまえることも大事ですが、暗い顔や暗い気持ちで仕事をしても自分も楽しくないですし、一緒に働く仲間にも不快な思いをさせてしまいます。
患者さんのお部屋に入室するときも、にこやかな笑顔を心がけています。そうすることで、よりお声をかけていただいたり、退室時に「ありがとうね」と感謝の言葉をいただけることがあります。これからも患者さんが少しでも心安まるよう、気持ちのいい対応を続けることが私の目標です。