事業案内

業務内容

布団製造
成型機で生産された中綿を自動綿入れ機を使って布団側地に入れて行きます。二人で一組になって処理するので、チームワークが大切です。
枕製造
枕の種類毎に定められた量のストローチップを、枕充填機を使って入れて行きます。
布団・枕検針
製品に金属片やミシン針等が混入していないかを検針機を使って確認します。
布団洗濯
布団の傷みや血液などによる汚れ等を確認し、問題がなければ業務用の大型特殊洗濯機を使って丸洗いします。
布団乾燥
丸洗いされた布団を業務用の大型ドラム式乾燥機を使ってふっくらと仕上げます。
布団解体
長年の使用等により傷んだ布団は解体して中綿と布団側地に取り分けます。取り出された中綿は規定量の足し綿を加え、絡まった繊維を製綿機で解きほぐして新しい綿と古い綿を均等に混ぜて仕立て直しされます。なお、解体された布団側地も傷みがなければレンタル用の布団側地として再利用します。
布団側選別
洗濯された布団側に汚れやほつれ等がないか確認し、ほつれがある場合は補修します。
羽毛布団リフォーム
お預かりした布団の中身(羽毛)を洗って傷んだ羽毛やチリ等を取り除き、目減りした分の羽毛を足した上で新しい生地に吹き込みます。これにより新品同様の羽毛布団によみがえらせることができます。

MOVIE

「敷布団のリサイクル(仕立て直し)工程」
長年使用して弾力が失われた綿布団については、綿を打ち直しすることで再生させることが可能です。当動画においては、障がい者の方と健常者の方が一緒になって敷布団を再生させる作業工程をご覧頂けます。

職場作業支援

「障がい者の多能工化」
それぞれの障がい者の方にも複数の業務を覚えて頂くこと(多能工化)で、色々な業務を任せられていると自信を持たれた結果、モチベーションが向上し、更には他の障がい者の頑張りを見ることで競争意識が芽生えたこと等により、生産性を35%上げることができ、人員の最適化にもつながりました。
「ジョブコーチ」支援
「ジョブコーチ」とは、「職場適応援助者」の別称で、障がい者が一般の職場で就労するにあたり、障がい者・事業主及び当該障がい者の家族に対して障がい者の職場適応に向けたきめ細かな人的支援を提供する専門職を指します。2002年に厚生労働省が創設した「ジョブコーチ支援制度」によって導入されました。障がい者が円滑に就労出来るように職場内外の支援環境を整え、障がい者の雇用の促進及び職業の安定に資することがジョブコーチ支援の一番の大きな目的です。
ジョブコーチには地域障がい者職業センターに配置される「配置型ジョブコーチ」、障がい者の就労支援を行う社会福祉法人等に雇用される「訪問型ジョブコーチ」、障がい者を雇用する企業に雇用される「企業在籍型ジョブコーチ」の3種類に分けられますが、当社においては「企業在籍型ジョブコーチ」を1名配置しており、特別支援学校の生徒による就業体験時においても支援指導します。
Q:ジョブコーチとして気を付けられていることは何ですか?
元気に笑顔であいさつし優しさと甘さを間違えず、「やってしまった事」の根拠に目を向けるよう心掛けています。後は身だしなみです。私自身は勿論のこと障がい者の方も働く人としての身だしなみを身に付けてもらいたいと思って指導しています。

ジョブコーチによる支援

「障がい者職業生活相談員」による個別相談
職業を通じて障がい者の社会参加をすすめる為には、積極的に雇用の場を提供しようと努めることが必要ですが、雇い入れた後も障がい者の職業生活の充実を図ることが大切です。当社においては主に就業時間終了後、私生活も含めた個別相談会を開催することで支援しております。
Q:個別相談時に意識されていることは何ですか?
興味のある話題で相談者の心をとぎほぐすことで自分の誠意を伝えると共に、自分自身を正直にさらけ出すことで相談者も本音で話をしてもらえるものと思っています。また、障がい者の方にも自分の存在をアピールする場を設けることで自信を持ち、表情も明るくなりますが、より良くコミュニケーションをとる為には相手に理解出来る言葉で話すなど、常に同じ目線で話すことを意識しております。
誰一人、当社に不要な障がい者の方はいないと思っています。障がい者の方が当社に入社して良かった。と感じられる様に縁の下の力持ちとなって皆さんを支えていければと思います。
「ES向上委員会」
会社の最大の財産は人材であるという考えのもと、従業員の方が気持ちよく働ける職場環境の構築を目的に設立した会議体。定期的な会合で職場環境の改善や福利厚生の充実を図ると共に、レクリエーション活動等で従業員の輪を広げることを目指します。なお、会議メンバーには障がい者の方も参加して頂くことで、会社の一員であることをより理解して頂けているものと思われます。
「5色カード」
面と向かって言えない感謝の気持ちを書面で相手に伝える「ありがとうカード(淡赤色)」。働く上で危険な作業や環境等を報告することで改善を促す「危険予知カード(黄色)」。業務やプライベートにかかわらず困ったことを相談する「相談カード(緑色」)。業務の進め方や職場環境の改善を提案する「改善提案カード(青色)」。気になっていることでこの際だから言ってみたい、聞いてみたいことを伝える「レッドカード(赤色)」。従業員の方からこれらのカードを提出して頂くことで、職場での褒め合う、認め合う文化の醸成や社内コミュニケーションの活性化並びに職場環境の改善、労働災害の防止を図ります。
「安全衛生委員会」
職場における労働災害の防止や職業病等の疾病予防、健康保持に向け、産業医を含む使用者、労働者双方による会議を毎月開催し、必要な措置を講じます。
「ともえ会」による即売会
毎月1回、「社会福祉法人ともえ会」の指導員の方が障がい者の方と一緒にみえ、その施設で作ったケーキやクッキー等の即売会を催して頂いております。
「絶品カレーの日」
宅配お弁当屋さんのご厚意により、毎月第三金曜日は「絶品カレーの日」。健常者の方も含めた皆さんがこの日が来るのを首を長くして待っており、この日は有給休暇を取得される方が少ない非常に稀な日となります。通常通りのお弁当にカレーがつくのですが、お代わりをされる方もいらっしゃいます。