住宅改修について

住宅改修の範囲

  1. 手すりの取付け
  2. 段差の解消
  3. 滑りの防止及び移動の円滑化等のための床または通路面の材料の変更
  4. 引き戸等への扉の取替え
  5. 洋式便器等への便器の取替え
  6. その他1~5までの住宅改修に付帯して必要となる住宅改修

住宅改修の流れ

流れ市区町村によって申請方法が異なります。

  1. ケアマネジャーに相談、改修内容を決め、見積もりを取得します。

  2. 住宅改修の支給申請書の一部を保険者(市区町村)へ提出します。 【提出書類】
    1.申請書、2.住宅改修が必要な理由書、3.工事見積書、4.住宅改修後の完成予定がわかるもの(写真または簡単な図を用いたもの)、5.住宅の所有者の承諾書

  3. 保険者(市区町村)は提出された書類により、保険給付として適当な改修かどうかを確認します。

  4. 施工・完成。

  5. 工事費用を全額支払います。

  6. 正式な支給申請を保険者(市区町村)へ提出します。 【提出書類】
    1.領収書、2.工事費内訳書、3.住宅改修後の状態を確認できる書類(写真)、4.支給申請書

  7. 保険者(市区町村)は事前に提出された書類との確認、工事が行われたかどうかの確認を行います。

  8. 当該住宅改修費の支給を必要と認めた場合、利用限度額の9 割分(8 割分・7 割分)が2~3ヶ月後に指定口座に振り込まれます。

住宅改修の利用限度額は20万円(税込み)です。

  • 一生涯20万円までの定額です。
  • 利用限度額を超えた金額は自己負担となります。
  • 20万円の範囲であれば、複数回に分けて行った場合でも保険給付を受け取ることができます。
  • 但し、ご利用者の要介護度が著しく高くなった場合及び転居した場合は、再度20万円までの利用限度額が設定されます。

住宅改修の事例

  • 屋外・玄関

    踏台の設置・手すりの取り付け玄関の出入りを安全に

    玄関の出入りを安全に
    改修前
    壁をつたって玄関を上り下りしていたが、段差が高く不安でした。
    玄関の出入りを安全に
    改修後
    踏台と手すりを設置することで、安全に出入りできるようになりました。

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  • トイレ

    和式便器から洋式便器へ便器の取り替えで立ち座りが安楽に

    便器の取り替えで立ち座りが安楽に
    改修前
    和式便器での排泄はしゃがんだり立ったりするのが大変。
    便器の取り替えで立ち座りが安楽に
    改修後
    洋式便器に取り替え、しゃがむ動作が楽になりました。

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  • 浴室

    扉の取り替え折れ戸にして出入りをスムーズに

    折れ戸にして出入りをスムーズに
    改修前
    扉の開け閉めの時にバランスを崩しそうになり不安だった。
    折れ戸にして出入りをスムーズに
    改修後
    折れ戸に変更することで、無駄な動きがなくなり、安全に出入りができるようになった。

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  • 居室

    床材の変更車いす生活をフローリングで快適に

    車いす生活をフローリングで快適に
    改修前
    寝室が畳のため、思うように車いすでの移動ができない。
    車いす生活をフローリングで快適に
    改修後
    フローリングに張り替えることで、移動がスムーズになり、身体への負担が減りました。

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  • 廊下

    手すりの取り付け長い廊下も手すりで安全

    長い廊下も手すりで安全
    改修前
    廊下が長く、歩くのが不安でした。
    長い廊下も手すりで安全
    改修後
    手すりで安心して歩行ができるようになりました。

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