株式会社トーカイ

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トーカイグループのサステナビリティ

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トーカイグループのあゆみ

社会が必要とするサービスを環境負荷の低い「レンタル」で提供

1955年に岐阜県岐阜市で貸布団業として創業して以来、さまざまな商品・アイテムを「レンタル」で提供することで成長を続けてきたトーカイグループ。現在は「清潔と健康」というテーマを軸に事業領域を拡大し、「ヘルスケア」と「環境」の分野で幅広くお客様のニーズに応えるとともに、SDGsが掲げる「持続可能な社会の実現」への貢献を目指して、歩み続けています。

トーカイの売上の約7割が「レンタル」

「清潔と健康」をテーマに幅広いサービスを提供するトーカイグループですが、創業以来の基幹事業である「レンタル」の形で提供されるサービスの売上高は、トーカイグループ全体の約40%、トーカイ単体でみると実に70%以上を占めています。

  • 「レンタル」関連事業
  • 「清潔と健康」をテーマに
    事業拡大

1955年

創業
戦後の復興期に高度成長の基盤を支えた建設現場の作業員宿舎向けに布団を貸し出す事業を開始(当時:東海綿業株式会社)

東海綿業株式会社

1962年

病院で使われる寝具類の外部委託が認められたことを受け、病院用寝具のレンタル事業に参入

病院用寝具のレンタル事業

1968年

レンタルと洗濯工場のノウハウを活かして、マットやモップなどダストコントロール商品のレンタル事業を開始

ダストコントロール商品のレンタル事業

1976年

商号を(株)トーカイに変更

1985年

建物の清掃管理事業を開始

清掃管理事業

1987年

病院給食事業を開始

病院給食事業

1988年

名古屋証券取引所市場第二部へ上場

1995年

調剤薬局事業を開始

調剤薬局事業

1996年

2000年の介護保険制度開始に先駆けて、在宅向けの介護用品レンタル事業を本格展開

介護用品レンタル事業

2003年

繰り返し使用できるリターナブルボトルを採用した宅配水(ウォーターサーバーのレンタル)事業に参入

ウォーターサーバーのレンタル事業

2005年

手術用リネンのリユースシステム「ネクサージ」を業界に先駆けて事業化

ネクサージ

2010年

東京証券取引所市場第二部へ上場

2011年

東京証券取引所市場第一部へ指定

2012年

太陽光事業を開始

太陽光事業

2020年

トーカイグループ 3つの宣言策定

2022年

東京証券取引所プライム市場へ移行

持続的な成長を実現できる、
新たなステージへ

サステナビリティ基本方針

トーカイグループ 3つの宣言

1. 創業以来の基幹事業であるレンタルビジネスを通じて、廃棄物の削減、循環型社会の実現に貢献します。
2. 超高齢社会における医療介護の健全な発展に貢献します。
3. グループ全従業員が笑顔で、たくさんのありがとうに囲まれた会社を目指します。


当社グループは、創業以来、「レンタル」を中心とする事業活動を通じて、「医療」「介護」「環境」分野における社会課題の解決、持続的な社会の実現に貢献していくことを目指して事業に取り組んでいます。
こうした経営の根幹の考え方をグループ全従業員で共有するため、2020年にこの「3つの宣言」を掲げ、2022年5月に「サステナビリティ基本方針」として改めて制定いたしました。

当サステナビリティ基本方針に基づき、持続可能な社会の実現に貢献する企業グループとして、その社会的な責任を果たすとともに、更なる企業価値向上を目指してまいります。

推進体制

当社グループは、サステナビリティ基本方針に則した企業活動を体系的かつグループ横断的に実践していくことを目的に「サステナビリティ委員会」を設置しています。
本委員会は、代表取締役社長を委員長とし、業務執行取締役および執行役員を中心に構成しており、トーカイグループにおけるサステナビリティ課題の共有、各種施策の検討、実施事項の整備・運用に関する協議、ESG戦略の推進などを行っています。
その下部委員会として、「リスク管理委員会」「コンプライアンス委員会」「環境委員会」を設置し、各サステナビリティ課題への対応の審議・検討を行っています。

体制図

SDGsへの貢献

当社グループは、創業当初よりレンタルビジネスを中心とする事業活動を通じて持続可能な社会の実現に取り組んでまいりました。このような当社グループの事業活動の根幹の部分は、2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の考え方に合致するものです。今後も引き続き「医療」「介護」「環境」分野における事業活動を通じて、持続的な社会の実現に貢献してまいります。

取り組むべきマテリアリティとSDGs

SDGsに関する数値目標

評価項目 評価基準 2025年3月期(目標)
廃棄物削減効果※1 2020年度削減効果 約6,100t 7,500t
燃料原単位※2 2013年度実績 156.4ℓ/t 137.5ℓ/t
排水リサイクル率※3 2020年度実績 10.2% 20%
太陽光発電量※4 2020年度実績 10,525千kWh 11,125千kWh
  • ※1ディスポーザブルが主流となっている商品について、当社グループのリユース商品の拡販により廃棄物の削減に貢献したと考えられる量を自社推計にて算出。
  • ※2株式会社トーカイおよび株式会社トーカイ(四国)の洗濯工場において、洗濯物1トンを生産するために必要な燃料(ガス・重油など)の量を原油換算にて算出。
  • ※3株式会社トーカイおよび株式会社トーカイ(四国)、株式会社同仁社の洗濯工場における排水リサイクル率。
    排水リサイクル量÷総排水量にて算出。
  • ※4工場などの屋根上発電設備およびグループ会社の発電所における発電量の合計。

取り組むべき7つのマテリアリティとSDGs

マテリアリティ 主な取り組み 関連する
SDGs
環境 サーキュラー・エコノミーの推進
  1. レンタル商品の拡販を通じて、ディスポーザブルにより発生する廃棄物の削減につなげる
  2. レンタル資材のリユースやリデュースにより、廃棄物を削減する
脱炭素社会の実現
  1. 洗濯工場の燃料原単位改善によりCO2排出量を削減する
  2. 太陽光発電によりクリーンエネルギーを創出する
水資源の有効活用
  1. 洗濯工場において、洗濯排水のリサイクルを通じて水資源の消費量を削減する
廃棄物の削減
  1. 給食事業におけるフードロスの削減を通じて、食料資源の消費を抑えるとともに、廃棄物を削減する
  2. ペーパーレス化により一般廃棄物を削減する
健康 高齢者の自立支援
  1. 介護用品のレンタルを通じて高齢者の自立を支援し、健康寿命の延伸につなげる
医療アクセス機会の拡大
  1. 在宅患者や施設入居者に対する薬の提供や服薬指導、オンライン服薬指導などにより、さまざまな状況に応じた医療の提供に努める
社会 ダイバーシティ経営の推進
  1. 子育て支援を中心に多様な働き方への対応を進めることで、誰もが輝ける職場づくりに努める
  2. 管理職に占める女性の割合を高めていくことで、多様性を活かした組織づくりにつなげる
  3. 障がい者が働きやすい職場づくりと就業機会の確保